こんにちは!株式会社フリューゲル代表取締役社長の近藤です。
フリューゲルでは、未経験からITエンジニアになりたい!という方を自社で運営しているスクールで教育し、社会にはばたく人材を多く輩出することをミッションとしています。未経験から新しいことを始めるというのは、簡単なことではないですよね。私自身も尊敬する経営者の先輩と交流をしたり、ビジネス書籍を読んだりして日々考えを深めております。本日は、私が公私ともにお世話になっており個人的に尊敬している合同会社DMM.comマーケティング本部部長※の高木 一輝(たかぎ かずき)さんにインタビューをさせていただきました。普段から高木さんからいただく言葉は納得させられることが多々ございます。インタビューを通して高木さんの考えを聞き、今後の事業拡張のために学ぶ時間にしていきます。
※インタビュー時(2019年6月)の情報で、現在は某企業にてCOOとしてご活躍されています。
Contents
IT業界との出会い
今までのキャリアとDMM.comでの業務
ーー高木さん、本日はよろしくお願いします。DMM.comで活躍されている高木さんですが、これまでのキャリアについて教えてください。
はい、まず大学は行っていなくて高卒です。高校は進学校でしたが、大学に行くつもりはなかったです。人並みに高校生らしく遊んでいたと思います。日雇いで職人の仕事があって、そこのアルバイトからそのままその会社に就職しました。1ヶ月のうち休みは1日程度、1週間の平均睡眠時間が5時間とかで人の3倍くらい現場をこなしていましたね。やった分だけ給与に反映されるので、その時から月収50〜60万円くらいあったと思います。
ーー勤務時間が長いと言えど、10代の頃からそれはすごいです、金銭感覚が狂いますね。
それから会社が倒産してしまったので、元々その会社を紹介してくれた派遣会社に20歳の時に営業職で入社して、24歳までの4年間人材派遣の営業をしていました。派遣業法の改正などで大手派遣会社が解散など色々とあり、ずっとこの業界で良いのかと考えていたところ、大手IT企業が上場していることを知り、ITってなんかかっこいいなーと興味を持ちました。
ーーおおお、「かっこいい」の一言で今までのキャリアを捨てて異業種に来たんですか!
そうですね。ITが何の略かもよくわかっていなかったですが、つい最近上場を果たしたWeb広告代理事業をしているベンチャー企業に入社しました。当時は社員20名くらいだったかな。そこで4年間くらい従事していました。当時のクライアントであったDMM.comと関わりがあり、今に至ります。
ーー高木さんレベルですといろんな会社からヘッドハンティングされていそうですね。それでは、DMM.comで今やっていることを教えていただけますでしょうか。
マーケティングです。自分が考えるマーケティングを形にしたいという想いがありました。入社後は1年半ほどで部長職になり、入社当時20名程だった組織を最大で100名ほどまでスケールさせることができました。
ーーえっと、、、すごすぎじゃないですか!
ありがとうございます。業務の詳細はここでは割愛しますが、部下にはDMM.comで生きる人間ではなく、マーケットに活きる人間になってほしいと思って向き合うことを意識してます。
スキルゼロスタートのIT業界でのキャリア
ーーITってかっこいい!と思ってIT企業に未経験から入社されたとのことですが、その時のITスキルはどれくらいあったのですか?
ITスキルというか、PCスキルはゼロでしたよ。エクセルの幅が変えられる、とか知らなかったレベルです。
ーー本当ですか。それは・・・ガチでゼロですね(笑)
PCスキルはゼロでしたが、営業力とコミュニケーション力を武器に数字を伸ばしていって、最終的には会社の売上の70%くらいを担当していましたね。
ーー70%を1人で!?やっぱりベンチャー企業が伸びる時ってそういうエースみたいな人が居るんですよね。さすがです。
担当クライアントも多くなってきたので、PCスキルもちゃんと身に付けなくてはならないようになって、会社の人に教えてもらいながらも、自分で勉強していきました。思うことは、今の時代にPCは使えて当たり前ですよね。「頑張ればできそうじゃん!」っていうものをどれだけ自分の中で明確に認識できるか。それを、頑張ってやればいいだけ。すごく簡単なことです。
ーー仰るお通り、間違いないです!
頑張ってやってみて、一般の人と同じレベルになったタイミングで初めて自分らしさが出せると思います。誰でも最初は未経験なので、まずは頑張ること、一歩を踏み出すことが大事だと思います。
仕事への考え方
成長するには、とにかく「できること」をすること
ーー「頑張ること、一歩を踏み出すことが大事」って本当におっしゃる通りですが、その一歩がなかなか踏み出せない人が多いかなぁと思うんですよね。
そうですね。今自分が所属している部署の仕事で活躍している人って、他の部署で使えるスキルを覚えようとしないですよね。部署や業務に囚われず、更に多くのスキルを身に付けたら仕事も絶対もっとうまくいくに決まっているのに。でもやろうとしない。実際、それって別に難しいことは一切なくて、覚えられることを覚えるだけ。本を読むとか、動画のスクールとか、やれることなんて今の時代たくさんあるので、自分で行動することはいくらでもできるのに、なんでやらないの?と思います。やらない人は楽しようとしているだけ。やればいいだけですからね。
ーー(ここでたくさんの人たちが脱落しそうだけど、逆に強い意思を持つ人が組織に残りそう。成長企業では重要な考え方だ。。)
自分で調べてわかるような、一般的なスキルを得るって当たり前のことでしょ。それは学力も教養も関係なくて、ただ目の前にある文字を読んで理解して手を動かすだけ。
ーーはい、おっしゃる通りです。実際、調べれば何でも学べる時代ですしね。
ただ、ずっと進み続けるって大変だし疲れることもあるとは思うんですよね。それを自分で目標を決めたり、休みながら調整できるようになるとまた次のステップに進めていけるというか。そうするとビジネスマンとして成長していけるんだなと思います。
ーーなるほどですね。いや、本当に共感しまくってます!僕も精進します!
ビジネスマンとしてのプロ意識
ーー今まで頑張るのがそもそも当たり前的なトーンでしたが、逆に高木さんにとって頑張る時の原動力とか、モチベーション管理の秘訣ってありますか?
特にないですね。
ーーえっ・・・?(質問の意図伝わってる。。。?)
というか、モチベーションでビジネスの質が変わるっておかしくないですか?どんな喜怒哀楽があってもビジネスパフォーマンスは変わらないはず。変わるのはスピードだけ。「スピードが変わってしまう」っていうことさえわかっていてれば、それを変えなければいい。変えないように意識して、調整すればいいだけ。パフォーマンスを変えない、モチベーションにも左右されないが基本。気分とかでふわふわしてるの、ビジネスマンじゃないですよね。
ーーお、おっしゃる通りですーー!!!
急成長し続けるDMM.comのマーケティング本部の部長からのお言葉は、今後のキャリアについて悩んでいる方、なかなか次のステップに踏み出せない方の背中を押してくれる、前向きなマインドや言葉がたくさん詰まった内容でした。これを読んで、少しでも多くの人が前進するきっかけを得ていただければと思います。
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